みゆスタには昭和好きのメンバー(というより本物の昭和世代)が結構居りまして、日々昭和的な何かを求めています。そんな私たちが注目したのが、みゆスタのツッチーも参加している楽団、プレミア・アンサンブル様が主催するイベント「昭和に帰ろう!昭和99年秋の音楽祭・あの素晴らしい昭和をもう一度 / 宇都宮SWING」。この面白そうな企画にみゆスタとして協賛させていただきました。
どんなイベントなの?
今回は有料イベントにつき、コンテンツに関する詳細の記載はございません。代わりとして、事前に主催者にお伺いしたお話しを記載いたします。
──これはどんな内容のイベントですか?
昭和の楽曲を演奏しながら、皆さんと共に楽しかった昭和の思い出を共有するイベントです。
──昭和レトロがブームのようですが、それを意識しての企画ですか?
そうではありません。私たちは、当初から私たちが好きな昭和文化をテーマとした活動をしており、今回は同好の士が集まって同じように楽しんでいただけると良いなと思い企画しました。
──「昭和に帰ろう」という、後ろ向きともとれる言葉に対して、良くないイメージを持ったり、ネガティブなことと捉える考えもありますが?
前を向くことは大切です。而して、行き着く果ても人それぞれです。明日のことは判りませんから、たまには後ろを振り返り、何もかもが輝いていたあの頃を想い出してみるのも良いのではないでしょうか。もちろん、どんなことにも賛否両論が在ることは承知しております。
──明日のことを憂うより、楽しかった出来事を思い出したほうが健全かもしれませんね。
はい。歳を重ねるにつれ、残された時間が少なくなり、肉体は衰え、健康も損なわれ、収入は落ち込み、友人知人は減少し、生活の質も劣化していきます。このような昭和世代の中高年の現実に目を向ければ、もはや希望溢れる未来の訪れを期待することは難しく、近い将来確実に訪れるのは人生の終焉。何かを追い求め続けるのも良いですが、昭和百年を来年に控えた今、一寸立ち止まり、昭和人として過去を懐かしみ郷愁に浸ってみるのも一興ではなかろうかと思います。
──趣旨は理解できますが、楽しい思い出ばかりではないという意見もあるのではないでしょうか。
懐古主義的企画には同意が得難い面もあると解っています。しかしながら、当イベントは生活文化や芸能音楽という枠の中でのことです。もしほんの少しでも共感していただけるなら、この日だけでも、私たちと一緒に「数時間だけの夢と幻の昭和」に帰ってみませんか。
──確かに、昭和文化が好きな方たちと昭和の曲を聴いて、懐かしい出来事や思い出を語り合うのは楽しそうです。
何らかの発見や、新たな展望が開けるかもしれません。温故知新という面もあるかと思います。
──話をきいて興味が湧いてきました。当日が楽しみですね。終わらない昭和を生き続けるバンド「プレミア・アンサンブル」さんにお訊きしました。
日曜午後のタイムトラベル
迎えた当日。昭和への入り口となる会場に到着すると、入り口の掲示板にイベントのポスターが貼ってありました。
昔馴染みの常連様から、はじめましてのお客様まで、たくさんの方々にご来場いただき、瞬く間に満席となりました。
人が集まればみんなでおしゃべりが始まります。やめられないとまらない。だって昭和なんですもの。
昭和の水先案内人
それでは、皆さまを昭和の世界へと誘う3組の出演者をご紹介いたします。
Honda-man
昭和と言えば「熱唱」
昭和のあの曲を情感たっぷりに歌い上げ、私たちを一気に昭和の時代へ連れて行ってくださいました。
魔子隣
昭和と言えば「仲良しグループ」
息の合った演奏で、郷愁を感じる名曲の数々を披露し、昭和の空気感を醸し出してくださいました。
プレミア・アンサンブル
昭和と言えば「アイドル」
ペンライトの光が乱舞する会場からステージに向けて、私たちのアイドルに絶え間ない声援が送られました。
共に過ごした価値あるひと時
おかげさまで、皆さまからご好評をいただき、初参加のお客さま方からも「楽しかった」「また参加します」「やっぱり昭和は良いですね」というお声を頂戴いたしました。このように皆さまに喜ばれるイベントに関わらせていただくことができて大変光栄です。
ご出演いただいたHonda-manさまと魔子隣さま、会場の宇都宮SWINGさま、ご来場くださいましたお客さまに厚く御礼申し上げます。皆さま、ありがとうございました。
そして、主催のプレミア・アンサンブルさま。この度は協賛の申し出をご快諾いただきありがとうございました。今日はこれまでの感謝の想いを込めて、全力で声援を送りました。
家に帰るまでが遠足
楽しかった時間はあっという間に過ぎ去ってしまいますね。短く感動的な小旅行の余韻に浸りながら、令和の時代に戻りましょうか。皆さま、おつかれさまでした。また次の昭和でお会いしましょう。